バナーとサムネイルの違い
バナー:パット見て理解できる。サムネイルよりも情報量が多い
サムネイル:コンテンツを要約した小さな画像。簡潔で目立つデザイン。(130×130ピクセル、700×700ピクセルなど)
作成時にデザインに規定がある場合も。(ex.楽天⇩)
- テキスト要素は20%以下にする
- 枠線使用不可(4辺枠線、帯状枠線、L型枠線)
- GIF不可など
求められるスキル
- サムネイル:トリミングの技術。マスク機能を上手に使おう
- バナー:制限時間50分程度で一作品仕上げる(30分で作成し、残り時間で調整を行う)
- バナーの当て込み:クライアントのページに当て込んで、違和感が無いか確認する。クライアントの世界観を理解できているかの指標になる
- サイズ違いのバナー作成:いろいろなwebページに対応して、作り替えていく適応能力があるかの指標になる
Photoshop – マスク機能
リテイクに強いデザイナーの作業方法
- 非破壊データで作業する:スマートオブジェクト化、大きめの画像を使用する
- 拡大縮小ができる形式を使用する:スマートオブジェクト化、シェイプ(図形)の使用
※シェイプ:ピクセルではなく、シェイプで図形を作る - バックアップと復元方法の明確化:元データを残しておく、ヒストリーパネルの使用、スナップショットの使用
- レイヤー管理:レイヤーパネルは常に出しておく
マスク機能をしっかり理解しよう
マスク機能とは見せたくない部分を非表示にして隠す機能のこと。画像を破壊しないのでリテイクに対応できる。
レイヤーマスクとベクトルマスクの使い分けが重要。『被写体の選択』も便利な機能なので、活用しながら。
- レイヤーマスク:選択範囲から取るマスクのこと。
長所:淡い描画部分(髪の毛の毛並みの選択)に最適
短所:きれいな曲線や直線の選択に不向き - ベクトルマスク:パスから取るマスクのこと。(レイヤーマスクでできないところをカバー)
パス選択ツール(Illustratorのダイレクト選択ツールと同じ機能)でパスの形状を変更できる。
長所:きれいな曲線や直線がほしいとき(体のラインなど)に最適
短所:淡い描画部分(髪の毛の毛並みなど)は不向き
※使い方例:ベクトルマスクで最初にきれいなラインを取り、パスパネルに保存。パスパネルで保存したところから選択範囲を取り直して、髪の毛などの淡いラインをレイヤーマスクで取り直す。 - グラデーションでマスク:選択範囲を作らず真っ白なマスクを作成。マスクに白黒グラデーションをかける。
- クリッピングマスク:図形から取るマスクのこと。下の図形の形状に切り抜く。(Illustratorと逆なので注意)
- クイックマスクモード:マスクのプレビュー。
- シェイプマスク (Xd):Xdにはレイヤーマスクとベクトルマスクが無いので重宝する。ドラッグアンドドロップだけで、図形でマスクできる。
作品紹介
作品① タイトル『ローストビーフのサムネイル』

- 制作時間:45分
- 使用ツール:Photoshop
- サイズ:700×700ピクセル
作品② タイトル『ダイニングチェアのサムネイル』

- 制作時間:45分
- 使用ツール:Photoshop
- サイズ:700×700ピクセル
作品③ タイトル『化粧品のサムネイル』

- 制作時間:1時間
- 使用ツール:Photoshop
- サイズ:700×700ピクセル
作品④ タイトル『清涼飲料水のサムネイル』

- 制作時間:1.5時間
- 使用ツール:Photoshop
- サイズ:700×700ピクセル
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