ポートフォリオを作ろう!③

講義メモ

応募する企業に合わせてポートフォリオを仕上げよう

デザインスキルを向上させるためのコツ

  1. まずは自分なりに作る(自分の価値観を確認する)
  2. 徹底的に真似る(世の技術を理解する)
  3. オリジナルに昇華する(応用する)

以上の流れを繰り返すことで、デザインスキルが向上する。

面接に進むポートフォリオが必ずやっているポイント

  • 顔を出す
    履歴書の写真とは違って自分らしさをアピールできる。普段の自分を表現した写真が良い。
  • 強みをアピール
    Photoshopを武器にするのがおすすめ。イラストを描くよりも写真加工の仕事の方が多いため。
  • 経験をアピール
    何を経験してきたのか? 実績を明確に記載するのが大切。
    文字や数字もデザイン。【自己評価】と【他者評価】を使い分ける。【他者評価】があるのが理想的だが、【自己評価】のみの場合でも、自信を持って意欲的に見せると良い。

ポートフォリオの内容

  • ポートフォリオのトップページ
    人材紹介会社に登録する際に送る。誰が見ているか分からないのでアピールできるものは全て掲載する。
  • ポートフォリオの個別ページURL
    応募する企業毎に用意して送る。その企業が意図することをしっかり回答する作品内容とする。
  • 面接で直接お会いできたら
    紙のポートフォリオも用意しておけばベスト。面接時の質問として、「ポートフォリオの感想をお聞きする」のも良い。

どのようなデザイナーになりたいか

私がなりたいのはこんな人材!

  • はやい
    理解の早さや事前準備ができているという「早さ」。作業スピード、実行スピードの「速さ」。
    とにかく作り、フィードバックをもらって精度を上げていく。
  • やすい
    値が安いの他にも、落ち着きや穏やかさといった「安い」が大切。話しやすい、気軽に作業してくれる「易い」。
    とにかく慣れて、コストパフォーマンスまで気が配れるようになるのが理想。リサーチをして余裕を持つと「やすく」なれる。
  • うまい
    物事の運びが自分の思い通りであること、うまくやるという「旨い」。能力が優れ巧み、言葉が的確な「上手い」。
    とにかく結果を出す。ビジネスモデルを理解して、より上手にこなしていけるようにトライ&エラーを繰り返す。

「はやい」「やすい」「うまい」の先にある、「贅沢さ」を目指す

デザインにおける「贅沢さ」とは、

  • 「はやくなくてよい」=時間をかけて作ってほしい作品
  • 「やすくなくてよい」=予算は必要なだけ使っていい作品
  • 「うまくなくてよい」=独創的・個性的・唯一無二な作品

非現実的に思えるが、以上の内の1つだけでも当てはまるお仕事ができるようになるのがデザイナーとしての理想形ではないだろうか。

ポートフォリオ作成の流れまとめ

ポートフォリオ掲載内容の比率→1(プロフィール):8(制作物とその制作過程):1(業界への熱量)

  1. 掲載内容をリストアップ
  2. メインの作品・コンテンツを決める
  3. 作品概要を深堀りする
  4. 掲載するビジュアルを整える
  5. 全体を俯瞰して見直す
  6. フィードバックをもらう→面接時にポートフォリオの感想を頂く

一人で作成したポートフォリオは主観に偏ってしまう。第三者からのフィードバックはできる限り受けるのが大切。

▼ポートフォリオの制作過程をしっかり記載しよう

  • 作品について
    ・作品タイトル
    ・URL
    ・制作時期 期間
    ・企画意図(実務ならクライアントについて)
    ・要望(目的は何なのか?)
    ・制作前課題
  • 案件へのかかわり方
    ・どの部分で担当したか(職種・担当内容)
    ・この案件の中で経験したこと
    ・使用ツール
    ・制作した人数
  • 制作のポイント
    ・意図
    ・ポイント
    ・プロセス
    ・問題とその解決策
    ・結果どうなったか
  • 評価と過程
    ・Before→After(初稿からブラッシュアップ後)
    ・制作のプロセス
    ・依頼者からの評価(定性的・定量的)

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