応募する企業に合わせてポートフォリオを仕上げよう
デザインスキルを向上させるためのコツ
- まずは自分なりに作る(自分の価値観を確認する)
- 徹底的に真似る(世の技術を理解する)
- オリジナルに昇華する(応用する)
以上の流れを繰り返すことで、デザインスキルが向上する。
面接に進むポートフォリオが必ずやっているポイント
- 顔を出す
履歴書の写真とは違って自分らしさをアピールできる。普段の自分を表現した写真が良い。 - 強みをアピール
Photoshopを武器にするのがおすすめ。イラストを描くよりも写真加工の仕事の方が多いため。 - 経験をアピール
何を経験してきたのか? 実績を明確に記載するのが大切。
文字や数字もデザイン。【自己評価】と【他者評価】を使い分ける。【他者評価】があるのが理想的だが、【自己評価】のみの場合でも、自信を持って意欲的に見せると良い。
ポートフォリオの内容
- ポートフォリオのトップページ
人材紹介会社に登録する際に送る。誰が見ているか分からないのでアピールできるものは全て掲載する。 - ポートフォリオの個別ページURL
応募する企業毎に用意して送る。その企業が意図することをしっかり回答する作品内容とする。 - 面接で直接お会いできたら
紙のポートフォリオも用意しておけばベスト。面接時の質問として、「ポートフォリオの感想をお聞きする」のも良い。
どのようなデザイナーになりたいか
私がなりたいのはこんな人材!
- はやい
理解の早さや事前準備ができているという「早さ」。作業スピード、実行スピードの「速さ」。
…とにかく作り、フィードバックをもらって精度を上げていく。 - やすい
値が安いの他にも、落ち着きや穏やかさといった「安い」が大切。話しやすい、気軽に作業してくれる「易い」。
…とにかく慣れて、コストパフォーマンスまで気が配れるようになるのが理想。リサーチをして余裕を持つと「やすく」なれる。 - うまい
物事の運びが自分の思い通りであること、うまくやるという「旨い」。能力が優れ巧み、言葉が的確な「上手い」。
…とにかく結果を出す。ビジネスモデルを理解して、より上手にこなしていけるようにトライ&エラーを繰り返す。
「はやい」「やすい」「うまい」の先にある、「贅沢さ」を目指す
デザインにおける「贅沢さ」とは、
- 「はやくなくてよい」=時間をかけて作ってほしい作品
- 「やすくなくてよい」=予算は必要なだけ使っていい作品
- 「うまくなくてよい」=独創的・個性的・唯一無二な作品
非現実的に思えるが、以上の内の1つだけでも当てはまるお仕事ができるようになるのがデザイナーとしての理想形ではないだろうか。
ポートフォリオ作成の流れまとめ
ポートフォリオ掲載内容の比率→1(プロフィール):8(制作物とその制作過程):1(業界への熱量)
- 掲載内容をリストアップ
- メインの作品・コンテンツを決める
- 作品概要を深堀りする
- 掲載するビジュアルを整える
- 全体を俯瞰して見直す
- フィードバックをもらう→面接時にポートフォリオの感想を頂く
一人で作成したポートフォリオは主観に偏ってしまう。第三者からのフィードバックはできる限り受けるのが大切。
▼ポートフォリオの制作過程をしっかり記載しよう
- 作品について
・作品タイトル
・URL
・制作時期 期間
・企画意図(実務ならクライアントについて)
・要望(目的は何なのか?)
・制作前課題 - 案件へのかかわり方
・どの部分で担当したか(職種・担当内容)
・この案件の中で経験したこと
・使用ツール
・制作した人数 - 制作のポイント
・意図
・ポイント
・プロセス
・問題とその解決策
・結果どうなったか - 評価と過程
・Before→After(初稿からブラッシュアップ後)
・制作のプロセス
・依頼者からの評価(定性的・定量的)
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