マーケティングの考え方

講義メモ

マーケティングとは

マーケティング:商品やサービスが売れる仕組みを作ること。顧客のニーズを満たすために必要な企業活動全般を指す。マーケティングは以下のようなプロセスで行われる。

  1. 市場調査
  2. 商品開発
  3. 広告宣伝
  4. 販売促進
  5. 営業
  6. 販売
  7. 販売後のサポート

就職活動は、マーケティングに似ているかもしれない! 自分を売り込むためのマーケティングである。

1.市場調査

・ネットなどの様々な媒体で求人検索し内容確認や調べたりする
・人材紹介会社や人材派遣会社と接触し相談やアドバイス等の支援を受ける
・説明会やセミナー等に参加して情報の収集してみる

2.商品開発

・自己紹介のための「履歴書」
・自身の実績を明確にする「職務経歴書」
・自己アピールのための作品や技術証明「ポートフォリオ」

3.広告宣伝

・人材紹介会社への登録や応募
・人材派遣会社への登録や応募
・その他求人媒体への登録や応募

4.販売促進

・自身の求職活動
・訓練校での活動
・その他各求人媒体での支援を受ける活動

5.営業

・応募書類の提出(提案書)
・メールやお電話でのやり取り(交渉やアポ取り)
・面接(プレゼンテーション)

6.販売

・自身の技術提供
・自身の時間提供
・自身の思想提供

7.販売後のサポート

・内定から勤務
・契約年数や勤務時間
・雇用形態

ポートフォリオで自分を売り込む

面接は、基本的に人間と人間がコミュニケーションをする場。紙ポートフォリオは、『会話のリズムが途切れる心配がなく、会話に集中できる』という強みがあるため、面接に持参しよう。

ポートフォリオはあなたを知ってもらうための手段になる。

紙ポートフォリオ作成のためのコツ

インパクトを大切にしよう

紙ポートフォリオを採用担当者に見てもらえるのは、面接の際のごく限られた時間であることを強
く認識しよう。
紙ポートフォリオは「表紙からページを順にめくる」ということを前提に作られる。したがって、できるだけビジュアルインパクトの強い作品を紙ポートフォリオの冒頭に配置しよう。

レイアウトのルールを統一する

各作品に添付するデータ(クライアント名、制作時間、制作環境など)の配置ルールは、必ず統一すること。採用担当者にとってわかりやすく、短時間で必要な情報を得たり、他の作品と比較できるレイアウトを作ろう。

ポートフォリオに掲載する内容

1~3の内容は見開き1ページにまとめるとよい。

  1. 自己紹介・プロフィール
    ・主な記載事項(目次)
    ・これまで経験した業務やポジション
    ・特筆すべき実績や受賞歴
    ・クリエイターとしてのこだわり、信念、得意分野
    ・スキルアップのために実践している行動
  2. スキルレベル
    ・使用可能ツール・言語の使用歴
    ・使用可能ツール・言語の使用頻度
    ・使用可能ツール・言語のスキルレベル
  3. 将来のビジョン
    これからあなたが目指したい将来の方向性などクリエイターとして目指している将来像、そのためにどのようなスキルを身に付けていきたいかなどを記載する。
    (業務内容を覚える→周りに教えられるようになる→自分のプロジェクトを持つ→数字(結果)を出す→新しいプロジェクトを立ち上げる or 独立する といったビジョンを明確に。)
  4. 作品紹介
    ・作品タイトル(Webサイトの場合はURL)
    ・作品のビジュアル(写真、スクリーンショットなど)
    ・クライアント名
    ・制作年月日
    ・ターゲットユーザー
    ・この作品の狙いや目的(例:新商品の広告キャンペーン、コンバージョン率の向上など)
    ・作品のコンセプトやポイント
    ・クライアントの意向や制作上の制約などの経緯(守秘義務違反にならない範囲で記します)
    ・制作時間
    ・使用ソフト、使用言語などの制作環境
    ・プロジェクトチームで制作した作品の場合はあなたの担当領域とポジション
  5. 仕事のスタイル・対応領域の紹介
    自分の得意とする制作スタイル、基本的な仕事の進め方など最終的な作品・成果物をゴールとした場合に、
    どのような手順で仕事を進めていくのかどの領域を担当できるのかを記載する。文章で表現してもよいが、フロー図などを用いてビジュアライズするとよりわかりやすくなる。

面接に進むポートフォリオが必ずやっているポイント

  • 顔を出す
  • 強みをアピール
    →自分のやりたいことを明確にすることで意欲も伝わる
  • 経験をアピール
    →失敗も経験として生かせる

生成AIを活用して面接対策をしよう

面接は、企業と応募者の『確認』と『交渉』の時間。

生成AIで面接対策

以下のようなやりとりで『理想の情報』に近付くことができる。

  1. 自分の特徴を簡潔に入力する
    ・記入年月日と名前
    ・職歴の要約
    ・会社概要
    ・職歴
    ・資格・特技など
    ・自己PR(活かせる経験、知識、技術など)
  2. 面接企業の情報を入力する
    意図しない回答が返ってくるようであれば、自分の説明不足や自己理解の不足、企業の研究不足の可能性がある。
    AIの回答が面接官が受ける印象の可能性が大きい。

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